大人二次小説(BLGL・二次15禁)

【BL】現妄実想(げんじつともうそう)
日時: 2014/09/13 21:13
名前: aki 秋元 aki

こんにちわ〜。初めての方がほとんどだと思いますが、どうぞ、見ていってください!アドバイスろかリクエストとかいただけたら感謝感激です!

 No1⇒>>1からみてくださいね^^(できるだけww(BL)現妄実想((げんじつともうそうBL


  では、すたーと!
 


  1、始まりの・・・

 学校のヤツ等はどうも気にくわねぇ!
  学校が家です〜ッみたいな顔して毎日学校にかよいやがって!!
 そんなに学校に毎日行ってたら、脳みそ増加して、頭でっかちになっちゃうだろ!!


   ・・・・・・・・・とか、偉そうなこと言う自分!俺は大嫌いだ!!

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Re: (BL)現妄実想(げんじつともうそう)参照1000超えたぁ! ( No.255 )
日時: 2011/12/09 20:39
名前: 秋元

 「く、黒澤・・やめ」
 俺が言う前に黒澤は深泉目指して駆け出していた。
 こうなればもう、簡単にはとめられない。
――いあ、こうなる前から簡単じゃないけど・・

 彼を掴もうと伸ばした手が宙をかく。

 その瞬間、二つの影がぶつかった。
 黒澤のストレートパンチの連続技を鮮やかに深泉がよける。
 よけてばっかで攻撃しないのか、と思っていれば黒澤の隙をついて深泉が力強いキックをしかけてきた。
 しかし、それを難なくかわす黒澤。


 まるで世界ランクの試合をみているような気分になる。

 オレは一瞬感動した自分の頭を殴りつけた。
 今は、この二人の喧嘩をとめるのが優先だ。
 そうは思うのだが、・・

――この二人の動き、早すぎる!
 なかなか二人の間に入るタイミングがつかめない。


 「なぁ、アイツ水都って言ってなかったか?」
 「・・確かに・・・」
 「え、水都ってあの・・・」


 深泉の背後にいた青年達のうち3人がヒソヒソと話ているのがかすかに聞こえてきた。
――・・? 
 『あの水都』ってなんだ?
 オレってそんなに有名だっけ?と疑問に思うが、彼らにそれを聞きにいく勇気はない。

 その間も、息を切らせることなく深泉と黒澤の戦いは継続中だ。


 「もし、あれが水都だったら・・・一応連絡しておいたほうが・・」
 「そうだな。・・でも、リーダーはあんまり携帯でねぇーじゃん」
 「メールでよくね?」
 「そだな」


 そして、青年達は携帯電話を取り出す。
――リーダーって・・も、もももしかして!仲間を大勢呼び出すつもりじゃ・・!
 これは一刻も早くここから黒澤と一緒に逃げなくては、とオレは戦い中の彼らに目をやった。


 ―そのとき―

 ちょうど、黒澤の攻撃をよけ、バランスを崩した深泉が地面に倒れるところだった。
 そして、黒澤が拳を振り上げ――・・・


 オレはトッサに駆け出した。


 そして、深泉の上に覆いかぶさり、黒澤がするであろう攻撃に無意識に体を堅くする。
 黒澤が次の一撃で深泉を殺してしまうような気がしたのだ。
 ここまでが、ほんの一瞬の出来事だった。
 頭で考えて起こした行動ではない。
 ただ、黒澤のパンチで深泉が死ねば黒澤が殺人者になってしまうと思い・・


 目をつぶったオレはある違和感を覚えた。
 いつまでたっても黒澤のパンチが来ないのだ。

 「・・・あれ?」
 そっと目を開けて振り返る。

 そこには、真顔の黒澤が立っていた。
 そして、オレの目の前には大きな拳がある。
 どうやらギリギリのところで抑えたらしい。


 「・・・そこで、なにしてる?」
 黒澤が真顔のまま聞いてくる。
――よかった。俺はとめられたのか。黒澤が殺人鬼になるのを・・

 「黒澤・・もう」
 ―帰ろう、と続けようとしたとき耳元で声がした。

 「・・桜田、ありがとう」
 「え?」

 声と同時に抱き寄せられる。
 ―そして―


 ドスッ!!

 深泉がそのまま立ち上がったと同時に、鈍い音がした。





 「ぅっ・・」




 そして、黒澤のうめき声がする。

 「・・・くろさ、わ?」
 深泉の腕を振りほどくと同時に、黒澤を振り返る。

 ―そこには―


 腹を抱えてうずくまっている黒澤がいた。

 ポタポタ、と地面に赤い雫が落ちる。
 雫の正体を知ったとき、オレの背筋は凍りついた。




 「っ黒澤!?黒澤!大丈夫か!!?黒澤ぁ!!」
 声が震える。
 すぐにでも、彼のところへ駆け寄りたかった。しかし、できなかった。

 深泉がオレの手を掴んだまま話さなかったから。


 「ッ離せぇ!このままじゃ、黒澤が死んじゃ・・・ッ!!!!早く、病院に!」
 すでに、黒澤の周囲には小さな赤い水溜りが出来ていた。
 オレは全力で、深泉の手を振りほどこうとする。しかし、体の力が抜け強い力だ出せない。
 振りほどけない。むしろ、握る力が強くなっているような気が・・・



 「俺が勝ったんだ。付いて来い。」
 冷たい声が耳に響く。



――で、でも・・黒澤が!!


 「黒澤ぁ!!」

 俺はもう一度叫んだ。


 すると、うずくまったままだった黒澤がかすかに顔を上げる。
 そして、腹に刺さっていたナイフを抜いた。
 そのとたん、ボタボタと液体がこぼれる。


 「や、やめろ!黒澤!・・・刺しとけ!大量出血で死んじゃうぞ!!?」
 気づけば頬に涙が流れていた。



 「いいじゃん、そんなやつ。行くよ?」
 深泉が言った。

 そして、ものすごい力で抱き寄せられる。
――あぁ、こんなやつかばうんじゃなかった・・・
 後悔は今さらだ。


 深い泉は、オレの肩に腕を回し力づくで黒澤とは反対の方向へ引っ張る。
 オレは顔面蒼白になり、ガクガク震えることしかできなかった。
 黒澤が死ぬ、そう思った瞬間体の力が抜けた。

 そんまま、抵抗することができず、オレはただただ深泉の行く方向へ歩いていった。

Re: (BL)現妄実想(げんじつともうそう)参照1000超えたぁ! ( No.256 )
日時: 2011/12/09 20:46
名前: 秋元

 霧乃様
 コメ感謝!

 何かwうん、気づけばこんな展開に・・・って感じです。。
 まぁ、wがんばります(=w=)

 あぁーwこの小説気づけば、もう200返信超えてますね・・スゲェー。。
 何かwやって欲しいシチュエーションあれば言ってくださいねww

 この話終わったら、書いてみようかなって思います。
 デハデハ、コメント感謝でしたw!

Re: (BL)現妄実想(げんじつともうそう)参照1000超えたぁ! ( No.257 )
日時: 2011/12/10 11:28
名前: ジャック

く、黒澤ぁあぁぁぁぁ!!??

ど、どうも、ジャックです!
PCぶっ壊れてこれませんした←

きづいたら・・・・
更新凄いされてて一人で「イエーイ!」って叫んでたw

水都どうなるんだろうw
というか黒澤は深泉たちの学校出身なのか!?
リーダーってw

面白い展開になってきたねw
更新頑張れっ!

Re: (BL)現妄実想(げんじつともうそう)参照1000超えたぁ! ( No.258 )
日時: 2011/12/11 16:42
名前: aki 秋元 aki

 ジャック様ー
 コメ感謝です。
 あぁ。。PC使えないてけっこう辛いですよねーw
 実は私も先週くらいまで使えなくて苦しんでました↓↓

 うん、最近書き始めましたって感じです((笑
 はい、意味分からないトコロあてもスルーでお願いしますw(〇w〇)
 デハデハ、コメ感謝でした!
―――――

 「元気だしなよ。もう俺のもんだし?」
 深泉が陽気に笑った。


 今、俺は暗い倉庫の中にいる。
 おそらく、今の時刻は昼の12時くらいだろう。
 昼間なのに、倉庫の中が暗いのは、その倉庫には扉が一つしかなく、今は扉に鍵をかけて閉めているからだ。

 つまり、出入り口は倉庫に一つしかない。大きな扉だけ、という事になる。
 そして、俺の周囲には10人の青年達がいる。
 彼らは倉庫の中で、それぞれ仲良し(?)グループを作り、楽しそうにしゃべっている。

 俺はここから逃げられないのだ。


 確かに、そこらじゅうに鉄パイプが転がっており、それを使えば逃げることができる可能性はゼロではないだろう。
 しかし、今の俺にそんな事ができる勇気と力は残ってはいない。

 倉庫の隅っこに立ちすくむ俺の隣に深泉は腰掛けた。


――・・・黒澤、今なにしてるのかな・・・・・・。
 今の俺は深泉など眼中に無い。
 むしろ、黒澤を早く助けなければという思いしか頭にないほどだ。
 ・・しかし、腹をナイフで刺された黒澤を思い出すたびに、体の力が抜け、上手く動くことがデきそうにない。


 「笑えよ。もう俺のもんだろ?」
 「・・・・・・」

 黒澤の事しか、考えていなかった俺は深泉がいたことすら分からなかった。
 ボォーっとしていたとき、ふいに手を掴まれた感覚がして顔をあげる。

 目の前には、黒澤に怪我を負わせた青年、深泉が立っていた。
 少しいらだたしそうな青をしている。
 でももう恨みしかわかない。

 感情のまま、睨みつけると深泉は陽気な笑みを浮かべつつ、オレの顎を掴んできた。
 「・・・アイツの事はもう忘れていいんだよ?早く俺のになれよ。」

――・・・早く俺のに?・・っふざけんなぁ!!誰がお前のになるかよ!!!
 そう思った瞬間、ものすごい怒りが体中を駆け巡った。


 コイツがいなければ、黒澤が死ぬことは無かった。
 コイツをかばわなければ、オレが今ここにいる必要も無かった。
 オレがいなければ、こんな決闘は始まらなかった。
 ・・・そう、全部、最終的には俺が悪かったのだ。
 オレさえいなければ・・・!


 自然と深泉への怒りが自分に向いてゆくのを感じた。
 深泉がオレを真剣なまなざしで見る中、俺が拳を振り上げた。


 バシンッ!


 大きな音が倉庫じゅうに響き渡る。
 そのとたん、深泉意外の青年10人がこちらを驚いたように見た。

 オレは、もう一度自分の頬を思いっきり殴りつけた。
 痛みで涙めになる。

――・・・こんなオレ、いなければ良かったんだ!そうすれば、黒澤は死なずにすんだ!!

 ただ、自分に八つ当たりをすることしかできない。
 正直、黒澤が生きているか死んでいるかは不明だ。
 しかし、あの傷では健全な方が異常だろう。

 生きていることを願いつつ、脳内では最悪の状況を思い浮かべる。


 「・・やめろ。お前だけの体じゃない。」
 深泉が、もう一度頬を殴ろうとした俺の腕を掴んでとめた。
 「うっせぇ!同罪だ!お前も同罪だぁ!!お前も人殺しだぁぁ!!!」

 彼の手を振り払いつつ、オレは深泉に背を向けた。
 ちなみに、オレの後ろにはコンクリートでできた壁がある。


 迷わず俺はその壁に自分の頭を思いっきりぶつけた。何度も、何度も・・・
 壁は赤く染まろうが関係ない。
 これはオレの罪へのつぐないだ。
 つぐなえるわけもないが。

 ドンドンドンッドドンドドン

 ―なんだなんだ?
 −いかれてやがる・・・
 −ってか、アイツ深泉のなんだ?
 ―知らネェーよ。さっき、いきなりオレたちのアジトに連れてこられたんだろ?

 ヒソヒソと話す青年達。
 そのザワザワしたメロディーをかき消すほど、尖った声で深泉が行った。

 「やめろ」
 黒澤と戦ったときに出していた冷たい声だ。

 そして、言葉と同時に壁に叩き続けているオレの頭を抱き寄せた。
 その瞬間、猛烈にオデコの上の部分が痛くなる。
 血が流れているのだ。当たり前だ。


 「お前、自分の価値も分からなねぇくせに・・変なことするな。」
 「・・オレに価値なんてあるわけないだろ・・・!どうせ、お前はそこらへんにいるやつと同じで体目当てなんだろぉ!!?」

 頭を深泉の胸元からはがそうとする。
 しかし、無理だ。力が強すぎる。

 「・・・桜田、もしかして自分の価値がわからない?女装してたのにか?」

 ―え!?アイツ女装趣味なの!??
 ―可愛い顔してるから、似合わないわけじゃないだろうけど・・・
 ―女装好きな男って気持ち悪りぃ〜・・

 深泉の言葉に周囲がざわめく。
 「オレは女装好きじゃねぇー!!ただ、やらされてただけだ!!」



 「・・・本当に可愛いねぇ」

 「は?」


 言葉と同時に深泉がオレを押し倒してきた。

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