大人二次小説(BLGL・二次15禁)
- 文スト詰め、主に国木田君受け((リク募集中!
- 日時: 2018/01/13 15:23
- 名前: リリカ
はじめまして!リリカと申します。
今回はじめて小説をこちらのサイトで書かせていただきます。
書く内容は、タイトル通り文ストの国木田君受けが大半の内容になっています。
ちなみに、R18が多くなるかもしれないです(ーー;)
それでもOK!または、どんとこいやぁぁ!(((o(*゚▽゚*)o))) という方、
ゆっくりしていってください!*・゜゚・*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)'・*:.。. .。.:*・゜゚・*
ちなみにリクエスト受け付けています!(=゚ω゚)ノ
( ̄▽ ̄)<追記
閲覧回数10000回突破致しました…!
何時も閲覧してくださって居る皆様、本当にありがとうございます!m(_ _)m
駄文ですが更新していきますのでよければこれからも閲覧していただけると嬉しいです…!(*´∀`)
更に追記致します
この度Twitterを始めました!別名を使って活動しております。名前を改め「雪華」と調べると出て来ると思います。主にオリキャラやアニメキャラの絵を描いて投稿しています、興味がある方は覗いて見てくださいね( ̄▽ ̄)
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- Re: 文スト詰め、主に国木田君受け((リク募集中! ( No.242 )
- 日時: 2016/12/06 17:19
- 名前: 紅葉
どうも!テストで理想の点をとることができた紅葉です!リリカさんのUPの早さのおかげで今を生きています!心のささえになっているレベルですよ!友達が文ストを見始めたのですが国木田&敦推しだそうです。その場でめっちゃくちゃ喜びました。ちなみに柳田国男も筆名らしいです。(独歩)
では、さようなら。
- Re: 文スト詰め、主に国木田君受け((リク募集中! ( No.243 )
- 日時: 2016/12/06 22:53
- 名前: リリカ
紅葉さん、コメントありがとうございます!( ̄^ ̄)ゞ
テストお疲れ様です!理想の点が取れるだなんて羨ましいです…!(^_^;)
俺の小説なんかが心の支えだなんて…そう言っていただけるととても嬉しいです!ありがとうございます!m(_ _)m
国木田君と敦推し…いいですねぇ、此方は太宰さんと中也さん推しが多くてちょっとショックです…(苦笑
柳田国男…成る程、教えていただきありがとうございます!
これからも頑張って毎日更新していきます!m(_ _)m
それでは、前回の続きからです!(`・ω・)
觜暢「……」
リビングのソファに座りながら薬品を調合して抑圧剤を作って時計を見る、時刻は午後3時半辺り、国木田に薬を一週間分だけ渡した為におそらく今日来るだろうと予想して作っている最中だった、不意にインターホンが鳴り玄関へと向かって扉を開ける、其処に居たのは国木田ではなかった
觜暢「…珍しい、彼奴意外に此処を尋ねる奴が来るのは」
ドアの向こう側に居た人物を見て觜暢はそう呟く、尋ねて来た人物は二人、砂色の外套姿の黒い蓬髪頭で長身の男と黒い帽子と淡い橙色の髪の毛の低身長の男が居た、先週国木田が来た時に外から此方を見ていた二人だった
一先ず二人を中に入れて何故此処に来たのかなどを聞いたりしていた
觜暢「…つまり、国木田に誤解された可能性が高くて逃げる後を追いかけていたら見失ってしまったから此方に来たと?」
二人の話を聞いて簡単に纏めて聞くと二人が頷く、その様子を見て觜暢が溜息を吐いて額に手を当てた
觜暢「…まぁそりゃあ誤解するよなぁ、自分の事を犯した奴等が路地裏でキスしてんだもんな、しかもお前等は昔からの付き合いなんだろ?仲が良いって話だしな…そりゃα同士で好きになっても当たり前だろうな」
太宰「…待って、私と中也は仲良くないよ!?」
中也「好きになっても当たり前ってどういう事だよ!?」
二人が慌てて訂正をすると觜暢が首を傾げてから何かを考え、やがて溜息を吐いて二人を見る
觜暢「…彼奴、まだ昔の事を気にしてんのか…」
その言葉に二人が首を傾げるのを見ると觜暢が「何でもない」と言い顔を背ける
太宰「…あの」
顔を背けた觜暢に太宰が声を掛ける、声を掛けられた觜暢は太宰の方を見て首を傾げる
太宰「…もし良かったら、国木田君の昔の事、話して欲しいんです」
中也「俺等は彼奴の昔を何も知らない…だから少しでもいいから教えて欲しいんだ」
太宰の言葉に付け足すように中也が言うと、二人の真剣な表情を見た觜暢が、ゆっくりと話始めた
一旦切ります!(−_−#)
- Re: 文スト詰め、主に国木田君受け((リク募集中! ( No.244 )
- 日時: 2016/12/09 18:14
- 名前: リリカ
続きから!(つД`)
觜暢「…話を聞いても後悔すんなよ…」
口を開いてそう言うと、觜暢が過去について話し始めた
国木田の親の人種はどちらともβだった、β同士からΩが生まれる事は滅多に無い、その為か国木田の人種がΩだとわかると両親は揉めており、揉めている最中に痺れを切らした父親が母親を殺害、父親は逮捕され国木田は育児施設の様な場所に入れられた、觜暢は前から居たらしく国木田が入って来た時に率先して声を掛けに行ったらしいが国木田は部屋の隅に縮こまって首を振るばかりだった、両親からの暴力や暴言に加えて親戚の人々から蔑まれたり母親が死んだのは国木田の所為だと言われ続けた為に優しくされるのが怖いらしく施設の人や子供達に声を掛けられると怯えてしまい近寄る事すら出来なかった、だが觜暢は声を掛け続けてなるべくその事を忘れさせようと必死になり声を掛け続けているとやがて心を開いて話などをする様になった、小学校や中学、高校はどれも一緒で高校の2年の始まりの時に国木田は師匠でもある福沢に引き取られ高校を卒業してからは余り会う事はなかったが、抑圧剤が欲しいと言う事で再び会う事になり、その時久しぶりに見た国木田は以前見た時よりも窶れており、妖しく思いながらも薬を持って来るから待っていろと言いリビングから出て自身の部屋から薬を持って戻ると国木田が過呼吸になっており慌ててソファに倒れて居た国木田に近寄り治るまで待ち落ち着いた所で話を聞いた、高校を卒業して大学に進学した後に同じクラスに親戚が居たらしく昔の事を周りの人にバラされ酷い虐めに遭っているとの話だった、再び過呼吸になりかけた国木田を宥めて落ち着かせて過去の事なんて忘れろ、と言い薬を持たせて家まで送り届けた、それから探偵社に入社して色々な人々と出会いそれからは国木田が過呼吸を起こす回数が減り、前よりも性格が明るくなった、だが未だに愛情などがわからないらしい、国木田が他人からの愛情などがわからない理由は昔の両親と親戚の所為とも言える
觜暢「……大体こんな感じだ、要するに国木田が好きだ、とか言う言葉に反応しないのはそう言う理由だ…」
一通り話終わり二人の方を見る、太宰は目を見開いたまま觜暢を見て中也は顔を顰めていた
中也「……母親が亡くなったのは、本当に独歩の所為なのか…?」
顰めたまま口を開いていうと、觜暢が頭を掻きながら答える
觜暢「……いや、実際は国木田は悪く無い、悪いのは母親だ…β同士の子供なのにΩなのはおかしいと思った父親が、母親が浮気してるんじゃ無いかっていう話になってな…まぁ実際確かに浮気していたんだ、つまり国木田の実の父親は母親を殺害した奴じゃ無い、それを聞いた親戚が国木田に申し訳無いっていう話になった訳だ、唯、国木田は真実を知らない」
太宰「……どうして?」
觜暢「自分を施設に入れた親や親戚の顔なんか見たく無いだろうし、ましてや思い出しただけで過呼吸になる可能性が高いからな…」
漸く口を開いた太宰がそう聞くとそういう答えが返って来て、再び何かを言おうとすると不意にインターホンが鳴った
觜暢「……」
ソファから立ちあがり外を見ると、急に觜暢が二人の襟首を引きずって無理矢理部屋の奥のクローゼットに押し込める
觜暢「……絶対に出て来るなよ」
クローゼットの扉を閉じながらそう言い玄関へと向かった
……切ります!(−_−;)
- Re: 文スト詰め、主に国木田君受け((リク募集中! ( No.245 )
- 日時: 2016/12/09 19:29
- 名前: リリカ
前回の続きから!(・x・)
国木田「…っ、は、ぁ…」
過呼吸が落ち着いた為に觜暢の家へと向かいインターホンを鳴らす、出てきた觜暢は息絶え絶えの俺を見て顔を顰めて中に上がらせた
觜暢「大丈夫か、国木田…」
リビングのソファに座らせられ胸元に手を当てて深呼吸を繰り返しながら觜暢を見ると首を傾げられ、何だと聞かれた、俺が薬、と一言言うと取りに行くと言ってリビングを出て行く、觜暢が居なくなった後に不意にキッチンに目を移して其方へ向かう、何かを作っていたのだろう流しに包丁が置いてあった、包丁を手に取りそのまま自分の左胸__心臓の場所に突き立てる、どうせ俺みたいな奴を愛してくれる奴等居ない、それなら俺は要らない存在なのだろう、俺一人死んだぐらいで悲しむ奴も居ない_家族と言える奴は誰も居ない、死んだとしても暫く経てば忘れられる存在、ならば…居ても意味等無いだろう?そんなことを考えながら左胸に向けて包丁を刺そうとした瞬間だった、後ろから手首を掴まれ包丁を取り上げられる、後ろを振り返ると觜暢が包丁を持った状態で立っていた
觜暢「……お前、何してんだ…」
包丁を流しに置きながら言い俺の事を少し睨みながら言った
国木田「…死のうかと思って…」
小さい声で言うと大きく溜息を吐き觜暢が頭を掻いて俺を見た
觜暢「…まだ気にしてんのか?昔の事」
国木田「……」
觜暢「いい加減忘れろ、お前は悪く無いだろ?」
頭を撫でながら觜暢がそう言った……違う、悪いのは俺だ、全部…この人種で産まれた事自体が間違いだったんだ
国木田「……母さんを殺したのは俺だ…」
無意識の内に口から言葉が出て来る、それを聞いた觜暢は違う、お前が悪い訳じゃ無い、と言ったが嘘にしか聞こえなかった
国木田「俺が…俺がこんな体で産まれたから母さんと父さんは揉めたんだ…何で、こんな体で、産まれたんだよ……」
力無く床に膝をついて座り込みながら言う、次から次へと口から言葉が出て来た、ずっと内側で閉じ込めていた思いが溢れ出して制御出来ない程になっていた、もう嫌だ、どうして俺ばっかりこんな思いをしなければいけないんだろうか、息がまた苦しくなり始める、辛い、生きている事すらやめたい、誰か俺を殺してくれ__
觜暢「……木田、国木田!!」
はっ、となっていつの間にか目の前にいた觜暢を見る、視界がぼやけてよく見えない、其処で漸く俺は自分が泣いている事に気付いた
国木田「し……の…?」
相手の名前を呼んだ声は掠れていた、知らない内に叫んでいたのだろう声が余り出ない
觜暢「全く…お前って奴は、溜め込み過ぎだ…」
優しく頭を撫でられる、息苦しい感覚が段々と無くなり安心した為か更に涙が溢れ出した、觜暢が苦笑しながら服の袖で涙を拭き取ってくれた
觜暢「あれ程溜め込むなって言っただろ?辛い事とかあったら話せっていつも言ってるの聞いてなかったのか?」
国木田「……ごめん」
觜暢「別に良い、次からは気をつけろよ?」
頭を掻くように撫でられると少し擽ったくて無意識の内に頬が緩んだ
一旦切りやす!(´∀`)
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